こんにちは、関西在住のNiinaです。
2022年7月23日、京都の祇園祭に行ってきました。
私は子どもの頃から毎年祇園祭に行っていて、夏と言えば祇園祭!というイメージがあります。
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もちろん、前回の2019年も行ってます!
なので、コロナ禍で山鉾巡行が中止されたこの2年はやはり寂しかったですね。
今年は前祭には行けなかったので、「後祭こそ少しだけでも観てこよう!」と思ったのです。
祇園祭について
起源は869年の祇園御霊会(ごりょうえ)と言われています。
疫病を払うための八坂神社の祭りで、7月1日から7月31日までいろいろ神事が行われます。
山鉾巡行は7月17日に前祭(さきまつり、さきのまつり)、7月24日に後祭(あとまつり、あとのまつり)とに分かれます。
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前祭は派手、後祭は落ち着いていると言われていますよね。
山鉾巡行の前日を「宵山」と言います。
町を散策しながら山鉾や山鉾にかける「懸装品」を鑑賞したり、町屋で開催されている「屏風祭」で様々な美術品を観たり…と、色々楽しめるのです。
今回私が巡ったルート
橋弁慶山→鯉山→黒主山→浄妙山→鈴鹿山→役行者山→鷹山→八幡山→北観音山→南観音山→大船鉾
後祭の山鉾は前回までは全部で10基だったのが、今年から11基となりました。
今年の注目は何といっても「鷹山」ですよね。
約200年の年月を経て復興されたのです。これは観ないと!!
鷹山の粽を買いたかったのですが、午前中に売り切れたみたいで…
(朝のテレビ番組の生中継で知りました…)
見た山鉾
橋弁慶山
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宵山なので、まだ人形や懸装品は飾られていない状態。
こちらの山に限らず、宵山の時点では懸装品をまだ付けていない山鉾が多いですよね。
その代わりに会所で鑑賞することが出来るのです。
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会所の一階にきらびやかな五条大橋。
二階にご神体である、弁慶と牛若丸の人形が飾られていました。
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鯉山
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鯉が滝を上って竜になるという、「登竜門」を題材にした山です。
宵山では掛かっていませんでしたが、懸想品は16世紀ベルギー製の重要文化財なんだそうです。
黒主山
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お能の「志賀」を題材にした山です。
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上を観ている人形が大伴黒主。
上を向いて何を観ているのかというと、桜を眺めているんですね。
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浄妙山
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「平家物語」を題材とした山。
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ラクダが織られた胴懸が。イギリス製だそうです。
鈴鹿山
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狭い通りにある山鉾が多い中、鈴鹿山は大きな通りにありました。
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写真が無いのですが、お能の面と装束をつけたご神体の人形(瀬織津姫命)を拝見しました。
役行者山
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3体のご神体の人形。右は葛城神、中央は役行者、左は一言主神。
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こちらの石。なでるとご利益があると書いてあったので、なでさせていただきました。
鷹山
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196年ぶりに復興された鷹山。
ご神体が展示されている会所にも、なかなかの列が出来ていたので諦めました。
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松の木にいた鳥。
八幡山
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写真には写っていませんが、向かい合った鳩のマークをあちこちで見かけました。
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北観音山
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宵山の時点でも懸装品がかけられていて、凄くきらびやかです。
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本当に美しいですね~鮮やかです!
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絨毯が見えました!
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松の木にいるのは尾長鳥だそうです。
南観音山
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南観音山も鮮やかです。
こちらの松には鳩がいるらしいんですけど、写真を撮るのを忘れてしまいました…
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大船鉾
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2014年に150年ぶりに復興した鉾。
山鉾巡行の際は「殿(しんがり)」…つまり、最後尾で巡行します。
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お馬さん発見!!昨年新調した装飾だそうです。
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ご神体。
最後に
後祭とはいえ、混雑するだろうと思い、夕刻をさけて日中に巡りました。
暑いのを覚悟していましたが、この日は思ったほど暑くなくて助かりました。
毎年本当に暑くてヘトヘトになるんですよ。
来年も無事開催されますように!
2023年追記:2023年も祇園祭に行ってきました!
◆2023年の前祭散策記事はこちら→【京都】2023年の祇園祭・前祭!山鉾の建つ京の町を散策してきた【2023年7月14日】
◆2023年の後祭散策記事はこちら→【京都】2023年の祇園祭・後祭へ!11基の山鉾と御旅所で御神輿を観てきた【2023年7月22日】