こんにちは、Niinaです。
お家にプロジェクターを導入し、テレビ番組や映画などを大画面で楽しみたい!という方は多いのではないでしょうか。
一口にプロジェクターと言っても、値段は様々。「できるだけ安いモノが良いけど、よく分からないメーカーのものはちょっと…」という場合、「有名メーカーの中古品」という選択肢もあります。
筆者は過去に通販サイトで数千円の小型プロジェクターとANKERのモバイルプロジェクターを購入し使ってきました。
この度、3台目として中古のプロジェクターを購入してみたので、本記事では選び方のポイントや実際に使ってみた感想を書いていこうと思います。
私の今までのプロジェクター
最初に、今まで私が使った2台のプロジェクターについて書いておきます。
1台目…小型プロジェクター
一台目を買ったのは2020年の7月末。通販サイトで売っていたものでした。
いわゆる「よく分からないメーカー」の小型プロジェクター(新品)です。当時の購入価格は税込み5499円(2020年7月27日時点)。
2024年10月9日現在は販売されていないようです。
1台目のプロジェクターのレビューはこちら→【ちゃんと使える?】6000円以下で買った小型プロジェクターをレビュー
ダイソーの白いパーティションに写真を投影してみました。
ちなみに、久しぶりに電源をいれました。(Nebula Capsule2を買ってからほとんど使っていませんので、4年振りくらいでしょうか…)
部屋を暗くしなければ全く見えないことに加えて、解像度がSD画質なので大きく投影するとドット感が強いこと、電源を入れると鳴り続ける「ガー…」という音が気になります。
今あえて使うことはないかな…
2台目(Nebula Capsule2)
2台目に購入したのが、Ankerの「Nebula Capsule2」です。
1台目のプロジェクターを買ってからわずか3ヶ月後に購入したものです。
Nebula Capsule2のレビューはこちら→【モバイルプロジェクター】Nebula Capsule iiを徹底的にレビュー!【使い始めて3年目になりました】
使い始めてから4年近く経った2024年10月現在も使用しています。
性能や耐久性などいろんな面で満足しているので、次に買い替えるなら進化版の「Nebula Capsule3」でしょうか。
今回購入した中古プロジェクター
「Nebula Capsule2」に満足している筆者。2024年9月のある日、有名メーカーの中古プロジェクターを発見。
中古…大丈夫か?と思いつつも、1台目と同じような値段だったので興味が湧いてきて、購入してしまいました。
EPSONの「EB-1771W」というビジネス用プロジェクターで、2012年に発売されたものでした。
「ポータブルプロジェクター」ということもあり、コンパクト。重さは約1.7kg。ノートパソコンくらいの重さで軽々持ち運べます。
私が一時期買おうとしていた4Kプロジェクターが約4kgあったので、約1.7kgというのは相当軽いはず。
リモコンや各種ケーブルに、専用キャリーバッグ付きでした。
買う前にチェックしたこと
私が中古プロジェクターを買う前にチェックしたポイントは以下の5点です。
光源(ランプ)の種類とランプ交換の時期
Nebula Capsule2のランプは「LED光源」で、その寿命は約30000時間。そのため、私は今までランプ交換を意識することは無かったのです。
一方、今回購入したEB-1771Wは「水銀ランプ光源」。
ランプは約4000時間ほどで交換の必要があるとのこと。交換用ランプは1~2万円ほどするので、本体買い替えのほうが現実的です。
ランプ点灯時間
中古で水銀ランプ光源のプロジェクターを買う場合は、「ランプ点灯時間」が確認できるものをおすすめします。
通販でも記載している店はありますよ~!
できるだけ、ランプ点灯時間が少ないものを選びましょう。
いくら安くてもランプの交換間近まで使われているものに当たったら、何のために買ったか分かりません…。
私は「1000時間以内のもの」としてこちらを購入したのですが、届いてから実際に確認してみると私の想定以上に点灯時間が少ないものでした。(ランプ点灯時間は初期化でゼロにできるため、この数値どおりかは不明です)。
できるだけ長く使いたいので、ランプに優しい「エコモード(節電モード)」で使用していく予定です。
ネイティブ解像度
プロジェクターのネイティブ解像度(プロジェクターが実際に投影する解像度)も重要です。
1台目は800×480(SD画質)でした。大画面でSD画質はさすがに満足感に欠けました…。
一方、今回購入したEB-177のネイティブ解像度は1280×800(HD画質)。Nebula Capsule2(1280×720)とほぼ同じで、許容範囲内かなと考えました。
実際に写真を投影してみました。明るくてもハッキリ写りますが、照明を暗くした方が綺麗です。
ディズニープラスで映画も観てみましたが、エコモードでも十分綺麗に写ります。
輝度
プロジェクターの明るさです。
「ANSIルーメン」という単位で表され、数値が高いほど明るくなります。
Nebula Capsule2は200ANSIルーメン。薄暗くすれば見えますが、暗くした方がよく見えます。
一方、今回買った「EB-1771W」は3000ANSIルーメン。部屋を暗くしなくても十分見える明るさです。
実際に「EB-1771W」を使ってみると、エコモードでも私にとっては十分な明るさでした。
接続できる端子
プロジェクターに何が接続できるかは事前にチェックしておくことをオススメします。
EB-1771Wの場合、RCA入力端子・ミニD-Sub15pin端子・USB Type-B入力端子・USB Type-A入力端子・HDMI入力端子・音声入力端子を備えていました。
私は「Fire TV Stick」を使用したかったので、HDMI端子は必須の要素でした。
ちなみに、私は「Fire TV Stick 4K(第2世代)」を使用しています。
こちらのプロジェクターでは4K映像は楽しめないものの、Fire TV Stickとしての機能は使用出来ます。動きがサクサクなのでオススメです。
使用してから分かったこと
使用時の発熱
このプロジェクターのレビューは買う前に調べていたので、使用すると本体が非常に熱くなるということは一応知っていました。
実際使ってみると、想像以上。数分ほどで本当にアツアツになります。「大丈夫…?」と思うほど。ケースにしまう前に本体を冷やす時間も必要です。
Nebula Capsule2は映画1本観てもこんなに熱くならないので(少し暖かいかな程度)、水銀ランプのプロジェクターってこんなに熱いのか…と実感させられました。
本体の音…個人的に許容範囲内だった
調べてみるとランプ冷却用ファンの音が大きいという感想がいくつかあったので、それなりの覚悟をもって購入しました。
実際EB-1771Wを使ってみると、通常モードはたしかにそれなりの音が出ますが、エコモードで使用すれば音量はかなり抑えられました。個人的に許容範囲内です。
エコモードで使っていこうと思った理由の1つでもあります。
スピーカーは別途用意したい
「EB-1771W」はスピーカー内蔵なので、プロジェクター本体から音を出すことができます。
しかし、個人的には別途で用意したくなる音質でした…。
音声入力端子があるので有線でカンタンに接続できますし、Fire TV Stickなら無線接続できるので、私は好きなスピーカーを使うことにしました。
最後に
「中古プロジェクターを実際に買ってみた話」でした。
プロジェクターを低予算で抑える場合は、動作に問題ないものを選べるなら、有名メーカーの中古プロジェクターという選択も「アリ」なんじゃないかなと思います。