こんにちは、ディズニー好きなNiinaです。
私はディズニー作品が好きで、少しずつですがBlu-rayを集めています。

その中でも、私は海外版のものも集めているんです。別に外国語が出来るわけではありません。(分かるようになりたいです…ただいまスペイン語をマイペースに勉強中!)
まだまだ持っていないものも多いのですが、ゆくゆくは全作品揃えたい!と思っています。
この記事では私が考えている「海外版を買うメリット」を紹介していこうと思います。ただ、注意点もありますので、そこも記しておきます。
日本語版を持っているorディズニープラスに入っていると要らないのでは?
日本語版Blu-rayには英語音声・英語字幕が入っている
「英語の勉強に使う!」という理由なら確かに海外版を買う必要はないかもしれません。
逆に考えると、日本語版には英語と日本語しか入っていないので、他の言語で観たいなら海外版を買うしかないわけです。
なお、筆者が持っている日本語版「カーズ」(旧バージョン)には英語・日本語のほかにタイ語、ポルトガル語音声が入っており、字幕は日英の他に6か国語収録されていました。

私はカーズのMovieNEX(現行の日本語版ブルーレイ)は持っていないのですが、同じくこれらの言語も収録されているようです。
ディズニープラスのみで観ている人には少しメリットあり
「日本語版ディスクは持っていないがディズニープラスに入っている」という方には、より海外版を買うメリットが多いと思っています。
日本のディスニープラスには日本語版ディスクと同様、日本語と英語しかありませんので、他の言語で観ることはできません。しかしディスクとは違い、英語音声にしても英語版の映像に切り替わらない(用意されていない)のです。
「音声は英語なのに日本語版映像のまま」というのは、「差し替えられている字体などが作品の雰囲気に合っていない作品がある」、「エンドクレジットのキャストが日本語版のまま」な点を我慢しないといけないので、個人的には結構気になります。
なお、ディズニープラスについては加入して一年以上になりましたので、後日記事を投稿する予定です!
そもそも海外版って再生できるの?
海外版を買ったことが無い方の中には、日本の再生機で再生できるのか不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか?
Blu-rayには地域による制限(リージョンコードといいます)がありまして、再生機とディスクのリージョンコードが違うと再生できないようになっています。
つまり、日本と同じリージョンコードのものであれば再生できるんです。例えば、北米版Blu-rayは日本のプレイヤーで観ることができます。
また、リージョンフリーの(地域の制限がない)ものも再生できますよ。
リージョンコードが違うBlu-rayは日本のプレイヤーでは再生できないので、買う前に再生できるか確認しましょう。
ちなみにBlu-rayよりさらに画質の良い、4K Ultra HDのBlu-rayディスクはリージョンの制限がありません。4Kの再生機をお持ちの方はこちらを選ぶのがオススメです。
また、4Kのディスクセットには通常のBlu-rayも入っているものもありますし、再生機が無くても後で「4Kで観たい!」となる可能性もあることを考えたら、こちらを選んでもいいと思っています。
通常のBlu-rayセットにはDVDも入っているものがありますが、DVDにもリージョンコードがあります。ややこしいことに、Blu-rayのリージョンとは違うものなのです。例えば北米版のDVDは日本の再生機だと再生できません。
どこで買う?
私はほとんど日本のAmazonで買っています。Amazonが直接販売・発送したものもあれば、マーケットプレイスで買ったものもあります。マーケットプレイスには日本だけでなく海外のストアからも出品があります。
海外で売っているものなので海外のストアが多くなるわけですが、海外のマーケットプレイス出品者から買う場合は注意が必要です。
私は1度海外のストアから買ったものが結局届かなくて返金してもらったことがあります。実際その出品者のレビューを見ると、「届かなくて返金手続きをした」という内容のコメントが多数寄せられていました。
注文する前にその出品者のレビューをよく見ておくことをオススメします。
ほかには輸入盤専門の通販サイトを利用しています。
海外のAmazonから買う方法もあると思いますが、私は利用したことがありませんので割愛します。
こんな人にオススメ
外国語を学んでいる人
海外版なのですから、もちろん外国語で観ることができます。
「アナと雪の女王」の「Let it Go」を、いろんな言語のエルサ声優が歌っている映像を見たことがある人もいらっしゃるでしょう。いろんな言語があるのはディズニー作品の強みだと思います。
学んでいる言語が収録されているディスクを持っていれば勉強に使えます。
例えば北米版なら英語のほかに、スペイン語(ラテンアメリカ)とフランス語(カナダ・フランス語)が収録されています。1本で3種類ってちょっとお得感ありませんか?



上の画像は私が持っている「Mr.インクレディブル」(リージョンフリー)のBlu-rayのものです。
英語・スペイン語・ポルトガル語・ヒンディー語・カタルーニャ語の音声が収録されていました。
字幕も付けられます。しかし英語以外の場合は台詞と字幕が違うかもしれません(少なくともスペイン語の場合は違っていました)。
日本語版のディスクをお持ちの方はお気づきかもしれませんが、字幕と実際の日本語吹替の台詞も違うものなんですよね。おそらくディスクに付いている字幕は英語版(=原語版)を観るための補助的なものなので、吹替台詞とは違うのだと私は思っています。
例えば「Coco(リメンバー・ミー)」をスペイン語で観ると、やはり字幕と台詞が違うところが多いです。その上、英語版でもスペイン語を使っている箇所には字幕が付いていません。「ここはスペイン語だから字幕無くても分かるでしょ?」ということかと思います。
なお、その言語が収録されていても、字幕が必ずあるとは限らないので商品ページで確認してから買いましょう。

先ほど例に出した「Mr.インクレディブル」に収録されている字幕は英語、スペイン語、ポルトガル語のみでした。
その作品をより楽しみたい人
その作品の舞台と同じ言語で観られる
ディズニー作品は舞台になっている国が様々あります。舞台が架空の作品もあれば、実在している土地の作品もあります。例えば「美女と野獣」や「ノートルダムの鐘」、「レミーのおいしいレストラン」などはフランスが舞台ですね。ディズニー作品の原語版は英語ですが、舞台と同じ言語で観るとより楽しめると思います。
私の好きな「リメンバー・ミー」はメキシコが舞台です。英語版でもスペイン語が多く使われていて、英語の発音もスペイン語風なのですが、スペイン語で観るとさらに雰囲気が出ますね。

ヘクターの声優が英語・スペイン語ともに同じ俳優さん(ガエル・ガルシア・ベルナル)なので、聴き比べるのも楽しいですよ!
日本語版にはオリジナルと違う部分のある作品もある
日本のもので観ていると気付かないことですが、オリジナル(北米)のものから一部改変された作品があります。
私は「ベイマックス」が好きなのですが、エンドクレジットにつながる部分に、日本版ディスクでは日本語音声ではもちろん、英語音声ですら削除されてしまった言葉があるのです(ディズニープラスにおいては英語音声は消されていますが、字幕には残っています)。
また、エンドクレジットの曲も変更されていました。日本版Blu-rayやディズニープラスだと、英語音声で聴いても2曲目に日本版エンドソングの「Story」が流れますが、オリジナルは違います。
この場合、オリジナルのものを観たいなら北米版など海外のものを買うしかありません。

ちなみに、私が初めて海外版を買ったのは「Big Hero 6(ベイマックス)」でした。好きな作品なのでオリジナルのものが観たかったんです。
日本版Blu-rayの発売日まで待てない人
日本版は悲しいことに、海外版と比べてリリース日が遅いことが多いです。
例えば、「アナと雪の女王2(Frozen2)」は劇場公開日が日米同時(2019年11月22日)でした。
それなのに、Blu-rayディスクの販売日は大きく異なりました。アメリカは2020年2月25日だったのに対し、日本は2020年5月13日でした。アメリカより3か月近く遅かったのです。
また、「2分の1の魔法(Onward)」は、日本では3月13日公開予定だったものが新型コロナウイルスの影響で8月21日に伸びてしまいました。
アメリカでは2020年5月19日にBlu-rayが発売されています。日本の劇場公開日よりもBlu-rayの販売日が3か月も早かったわけです。
ちなみに日本版Blu-rayは2020年12月16日に発売されました。半年以上の差がありますね・・・
日本語は入っていなくても映像や別の言語で楽しめますから、買う価値は十分あると思っています。
また、Ultra HD Blu-rayの中には日本語が収録されているものもあるようなので、そちらを買うのもいいかもしれません。

ちなみに、「ラーヤと龍の王国」はアメリカでの発売3日後(2021年5月21日)に発売されました!これは異例の早さです。これからもこんなスピード感だと嬉しいんですけどね。
最後に
以上、海外版を買うことをオススメする理由を挙げてみました。
まずは1本、お気に入りの作品の海外版を手に入れてみてはいかがでしょうか?その言語の予告編が入っているものもあるので、いろいろ楽しめちゃいますよ。