【京都】祇園祭・前祭の宵山へ!夕方・夜に山鉾を観てきた【2025年7月16日】

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京都

こんにちは、Niinaです。

今年も京都の祇園祭に行ってきました!

ここ何年かは比較的空いている日中に散策していたのですが、今年は久しぶりに夕方から夜にかけて散策してみました

当然ながら、非常に混み合っていました。日中に散策していた時には行き来できていた道が通行止めになっていて通れないようになっていたり…

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山鉾散策メモ

今回見た順番は以下のとおりです。

長刀鉾→孟宗山→占出山→山伏山→霰天神山→菊水鉾→月鉾→郭巨山→四条傘鉾→蟷螂山→放下鉾→船鉾→岩戸山→木賊山→太子山→油天神山→芦刈山→伯牙山→綾傘鉾→鶏鉾→函谷鉾

今回は夕方から始めまして、2時間半ほど散策しました。今回は大混雑もあって、残念ながら全部を見て回ることはできませんでした。

保昌山、白楽天山に行けず…

今年見に行けた山鉾は21基。前祭の山鉾は全部で23基なので、あともう少しだったのですが…。

見た順に紹介していきます。

長刀鉾

長刀鉾(なぎなたほこ)です。

非常に大きいです。雨から守るため提灯にもカバーがかかっていました。

カバー越しですが、懸装品の豪華さに息をのみました。

長刀の刃は御所と八坂神社を向かないように付いているんだそうです。

孟宗山

孟宗山(もうそうやま)です。

雪の中、孟宗が母の好物であるタケノコを掘り当てた故事を題材にしています。

雪を表す綿がたくさん付いていますね。

占出山

占出山(うらでやま)です。

神功皇后が鮎を釣り勝利を占った話を題材にした山です。

黒松を立てているのは占出山だけなのだとか。

山伏山

山伏山(やまぶしやま)です。

平安時代中期の僧・浄蔵貴所(891~964)の大峰入りを題材にした山です。

御神体人形が見えました。

霰天神山

霰天神山(あられてんじんやま)です。

永正年間(1504~1521)京都に大火があったとき、あられが降って収まったのだとか。

あられと同時に降りてきた天神像を祀ったことに由来する山です。

菊水鉾

菊水鉾(きくすいほこ)です。

町内にある「菊水の井戸」に由来する鉾です。

車輪も大きいです。

鉾頭も菊の花です。

月鉾

月鉾(つきほこ)です。

山鉾のなかで高さも重さもナンバーワンの鉾です。

懸装品がきらびやかでした!

鉾頭は月です。

郭巨山

郭巨山(かっきょやま)です。

中国の説話をモチーフにした親孝行の山です。

日覆い屋根が特徴ですね。

四条傘鉾

四条傘鉾(しじょうかさほこ)です。

傘の上には赤幣と若松が飾られています。

「傘」の字が可愛いなと、来るたび思います。

蟷螂山

蟷螂山(とうろうやま)です。

中国の故事をモチーフにした山です。

雨全体に雨よけのカバーがかかっていました。

放下鉾

放下鉾(ほうかほこ)です。

放下僧が御神体の鉾です。

きらびやかでした。

鉾頭。

番外編:大船鉾(後祭)

後祭の大船鉾の会所前を通りました。

大船鉾の船首に飾られる龍頭を見ることができました。

船鉾

船鉾(ふねほこ)です。

名前の通り、船の形をしている鉾です。

神功皇后が外征した際の船を模している鉾です。

岩戸山

岩戸山(いわとやま)です。

曳山という種類の山です。車輪も付いていて一見鉾のように見えますが、鉾はなく真木が立てられているので山なのです。

豪華ですね。

懸装品を見ることができました。

木賊山

木賊山(とくさやま)です。

暗くなってきて提灯の明かりがだんだんと美しくなってきました!

世阿弥の謡曲を題材にした山です。

太子山

太子山(たいしやま)です。

聖徳太子の故事に由来する山です。

真木に杉の木を立てているのが特徴の一つです。

油天神山

油天神山(あぶらてんじんやま)です。

菅原道真を祀る山です。

芦刈山

芦刈山(あしかりやま)です。

謡曲「芦刈」をモチーフにした山です。

この時19時25分頃。だいぶ暗くなってきました。

懸装品をたくさん見学できました。

伯牙山

伯牙山(はくがやま)です。

中国の故事を題材にした山です。

綾傘鉾

綾傘鉾(あやかさほこ)です。

傘の形をした鉾です。

ビニール越しですが、とても優美でした。

鶏鉾

鶏鉾(にわとりほこ)です。

中国の故事に由来する鉾です。

提灯の明かりに照らされて美しかったです。

函谷鉾

函谷鉾(かんこほこ)です。

中国の故事に由来する鉾です。

最後に

2025年の京都祇園祭・前祭の宵山散策でした。

夜は非常に混み合いますが、提灯の光を纏う山鉾が見られるのは夜だけなので、久しぶりに見て感動しました!

■去年の宵山散策記事はこちら!

【京都】2024年の祇園祭・前祭の宵山を歩く!全23基の山鉾をすべて観てきた【写真付き】